八王子は雨が一旦上がりましたが、また降ってきました。
本日の売買物件のご案内は『居住中』の物件でした。
『居住中』の物件は売主様ご家族が生活されているお部屋をご内見しますので、売主様・買主様双方、気を使いますし、注意が必要な点がいくつかあります。
まず居住中物件のご内見のメリット・デメリットはざっくり言うと。。。
メリット
・家具や電気製品が置かれていて、実際の生活感や家具の配置を確認しやすい。
・隣人関係や生活環境など、売主様に直接質問できる。など。。。
デメリット
・家具や電気製品、カーペットなどで室内の汚れや傷みが確認し辛い。
・売主様に気を使って、じっくりと室内を見るのをためらってしまう。など。。。
デメリット部分に関しては、私ども仲介業者が売主様の反応を見ながら、なるべくじっくり見せていただくように配慮していきますのでご安心下さい。
売主様・買主様それぞれの注意点としては。。。
売主様
・室内を掃除・片付けしてなるべくきれいな状態でご内見に備える(特に収納部分)
・照明切れがないようにする。
・建物や室内で傷や汚れなど気になる部分は、事前に不動産屋の担当に伝えて、ご内見時にお客様にも確認してもらうようにする。
買主様
・靴下を用意する
・勝手にドアを開けないようにする
・いきなり価格交渉はしない^^;
売主様は稀にですが、全く片付けしてない状態で内見に臨む方がいますが、まず決まりません。
そりゃあそうですよね。散らかったお部屋を見て気にいる方は皆無です。
年季が入ったお部屋でも、きれいに整理整頓されているだけで印象は全然違います。
時に買主側が見たいのは、収納などの隠れた部分ですので、ここがきれいに整理されているとポイント高いですね(^^)
電球はLEDが普及してきたので少なくなってきましたが電球切れのお部屋もたまにありますのでこの機会に是非チェックを。
買主様は意外とこの時期多いのが
『サンダルに裸足』で内見に来る方が多いです。こちらでスリッパは用意してはいますが和室等で脱いでしまうと裸足で歩くことになるので、いい気分はしない売主様も多いかと思います。ですのでご内見用の靴下をご用意いただけるといいかなと。まぁ、シューズに靴下はいてきていただくのが一番いいですね。
収納や洗面などのドアもご内見に来ているので、当然ではありますが、やはりそこは売主様のお宅なので一言断ってからの方が良いですね。そこの確認は私どもが行いますが、過去にバンバン、ドアを開けて見学する方がいて、気まずい空気が流れたことがありました。
『いきなり価格交渉』は、私も14年の不動産屋さん生活で1回だけありました(ドアバンバンの方でした^^;)
売主様はなるべく希望の売却価格で売りたいと思っているものです。当然、買主様は少しでも安く買いたいと思います。
そこをつなぐのが仲介業者の役目なわけですが、初対面の売主様にいきなり
『買うと決めたら、いくら値下げしてくれんの?』と言い放ちました(TOT)
はい、もうダメですね_| ̄|○
こういうのは、おたがいの状況を確認しながら調整していく繊細さが必要なのに。。。
当然、『値下げは考えてません』と少し引きつった笑顔の売主様の一言で終了。。。
この方とは、それ以来お会いすることはなかったです^^;
今日のご内見は売主様も買主様も、気遣いが行き届いてましたので、とてもスムーズなご内見をすることができました(^^)
『居住中』物件のご内見をしていただく際には双方、少しだけ相手を思いやっていただけると、街の不動産屋はとても助かります\(^o^)/
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