住宅ローンが通らない?意外な落とし穴「車のローン」や「分割払い」に注意!

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🚗住宅ローン審査で思わぬ落とし穴?「車のローン」と「分割払い」にご注意を!

おはようございます、Room’s Barの濱口です。

今回は、住宅ローンの審査時に「えっ、そんなところまで見られてるの?」と驚かれることが多い【車のローン】や【分割払い】についてお話しします。

「もうすぐマイホームを!」と夢が広がるタイミングで、実は身近なローンや支払い方法が審査の足かせになってしまうケース、意外と多いんです。

💡残価設定型ローン(残クレ)って知ってますか?

最近は月々の支払額を抑えられる「残価設定型ローン」(通称:残クレ)を利用して車を購入されている方が多いです。

車の価格の一部(残価)を最後に据え置いて、月々の支払いを抑える仕組みですね。

「家計にやさしいし、これなら住宅ローンにも影響なさそう!」…と思われるかもしれませんが、実はこの“残価部分”もしっかり審査に反映されるんです。

 

🏦住宅ローン審査では「返済比率」がカギ

住宅ローン審査では、収入に対する毎月の借入返済額の割合、いわゆる「返済比率」が重視されます。

ここで見られるのは、実際に払っている金額だけではなく、将来的に支払う必要のある金額(残債)も含まれることが多いです。

つまり、車の残価設定ローンも「将来支払うべき借金」として見られ、想像以上に住宅ローンの借入余力に影響してしまう場合があるのです。

 

⚠実はこんな支払いも見られています!

車のローンだけではありません。住宅ローン審査では、以下のような支払いもすべてチェックされます:

  • スマートフォンや家電の分割払い
  • クレジットカードのリボ払い
  • 奨学金の返済
  • 消費者金融やキャッシングの利用

こうした「日常の支払い」も、金融機関にとっては“借入”と同じ扱い。住宅ローンの審査で見られる信用情報には、こうした契約がすべて載っています。

 

🔍金融機関には“全部見えている”と思っておきましょう

住宅ローンを申し込むとき、金融機関は必ず「個人情報同意書」をもとに信用情報機関へ照会をかけます。

つまり、「申告しなければバレない」というのは、正直ほとんど通用しません。どのローンを、いくら、いつから借りているか…基本的にほぼチェックされます。

 

🔴特に注意が必要なのは「消費者金融・キャッシング」

実務上の感覚として、消費者金融やキャッシングの利用があると、住宅ローン審査はかなり厳しくなります。

たとえ少額でも、「収入に対して余裕がないのでは」と判断されるケースもあり、金融機関によっては借入自体がマイナスポイントになることも。

今後住宅購入を考えている方は、キャッシングや消費者金融からの借入がある場合、できる限り早めに完済しておくのが安心です。

 

✅ 審査前にできる3つのチェックポイント

マイホームの購入前に、次の点をぜひ見直してみてください:

  1. 車のローン(特に残価設定ローン)はありますか?
  2. クレジットカードのリボ払いや、家電などの分割払いは?
  3. 消費者金融やキャッシングの利用履歴はありませんか?

これらはすべて返済比率に影響する可能性があります。
不安な方は、事前に信用情報(CICなど)を自分で取り寄せて確認するのもおすすめです。

 

🏠まとめ:家を買うなら、まず“見えないローン”の整理を

住宅ローンの審査では、思っている以上に細かいところまでチェックされます。

車のローンやスマホの分割など、普段意識していない支払いが「借金」として評価されることもあるんです。

マイホーム購入は人生の大きなイベント。だからこそ、事前の準備がとても大切です。

「これくらいなら大丈夫」と思わず、一度ご自身の借入状況を整理してみてくださいね。

分からないことがあれば、不動産仲介やファイナンシャルプランナーなどの専門家にぜひ相談してください。
後悔のない家づくり、しっかりサポートさせていただきます!

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