八王子は午後になり、雲も出てきましたがいいお天気で涼しいです。
これからご案内が入るかもしれないので早めのブログ更新になります。
夏休み中に友人から、こんな話がありました。
『僕の友達が土地を買って〇〇(某有名ハウスメーカー)で家を建てるらしいんですが正直、厳しいんじゃないかと心配してるんですよ』
既に土地は契約を終えているようで、正直『このエリアでその値段?』と思う場所で建物も込みで住宅ローンがかなり厳しくなりそう、しかもエリアがそれほど人気のある地域ではなく、万が一、住宅ローンが払えなくなってしまった際には売り出しても債務超過に陥りそうな気配が、友人からの話でもビシビシ伝わってきます。
住宅ローンが苦しくなって手放さざるを得ない方の多くは限度額目一杯、それどころか諸費用(物件を購入するためにかかる費用)まで借り入れされている方が多く目立ちますね。
金融機関もお支払してもらえなくなったら不良債権化しますので審査はもちろんキッチリ行いますが、それでもそうなってしまうのは上記の方が非常に多いと銀行の担当さんから伺いますね。
住宅ローンの審査には返済比率(年収額に占める返済額の割合)が大きく関わり年収により変わりますが概ね『30%~40%』の間が多いです。
コレに対して『ムリなく』借りられる返済比率は『20%~25%』以内と言われてます。
業者によっては限度額『メイッパイ』までお客様に住宅ローンを組ませてなるべく高い物件を売るなんて話を聞いたこともあります。
でも、街の不動産屋さんは『売ったらハイ終わり』ではいかんのです!
買っていただいてから末永いお付き合いが始まるのが、このお仕事。
そのおつきあいを増やしていくためには『良いお仕事』を続けていかなくてはなりません。
ですので、『ちょっと厳しいんじゃないかな~』と思うお客様には、総お伝えしてしまう場合もあります。
だってお客様がローンで苦しむ姿をみたくないですから。
お伝えした後で(失礼なこと言ってしまったかな~)と落ち込むときも多々ありますがそれもお客様のためと信じて。
増額返済を頑張るのはいいですが、借り入れ額を頑張ってもいいことはないですよ!
今は友人の話の方がどこかで想いとどまることを願ってやみません。