八王子は今日も寒い一日でした。
さて、住宅購入の際にほとんどの方がご利用される『住宅ローン』
大きな金額を借りることになるので、当然金融機関による審査が入ります。
この審査が可決しないと金融機関からの借り入れが受けられず、夢のマイホームを諦めなければならなくなってしまいます。
そんな悲しいことにならないように、皆様に一番気をつけていただきたいことは。。。
『病気にならないこと』
これがまず大事だと思います。
住宅ローンの審査には、借り入れする方に万が一の事があったときに残債を保証してくれる『団体信用生命保険(略称『団信』)』の加入がほぼ必須で住宅ローン本審査時に『団体信用生命保険申込書兼告知書』を提出します。
その告知書の質問事項は概ね。。。
・最近◯ヶ月以内に医師の治療(指導・指示を含む)・投薬を受けたことがあるか?
・過去◯年以内に下記の病気で手術を受けたまたは2週間以上に渡り医師の治療(指導・指示を含む)・投薬を受けたことがあるか?
(下記の病気の詳細は多岐にわたりますが心筋梗塞や脳卒中、がんや精神疾患、糖尿病など。詳細は各金融機関にご確認ください。)
・手足の欠損または機能に障害があるか?または背骨(脊柱)・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害があるか?
このような設問が多いかと思います。
私は去年、悪性リンパ腫を患い半年間の投薬治療・入院をしていましたので一定期間、住宅ローン申込みができないですし(する予定もないですが)、今後もし借り入れする事になった場合も告知書次第ではどういう条件がつくかも解りません。
もし、告知義務違反をして借り入れした場合、団信契約が解除され保険金が支払われないばかりか場合によっては『詐欺』による取り消しとなる場合もあります。第一、告知義務違反をしてまで住宅ローンを借りて家を購入しても生きた心地がしないんじゃないでしょうか?
住宅ローンを考えたときにまず『いくら借りられるのか?』・『金利はどのくらい?』というのが最初の考えで浮かびがちですけど、『健康で病気をしていない』というのがそもそも大前提になりますので、住宅ローンを利用してマイホーム購入を検討しようかなぁ~とお考えの方は、まずはご自身の健康を振り返って体調管理していただきたいなと思います。
ただ、過去にご病気をされていた方でもその後の経過でお借り入れできた方もたくさんいますので、まずはご相談いただきたいなと思います(^^)