「建具交換」ってどこが変わるの?図面に出てくるリフォーム用語をやさしく解説

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「建具交換」ってなに?意外と知られていないリフォーム用語

おはようございます、Room’s Bar八王子の濱口です。

中古のマンションや戸建ての物件図面を見ていると、リフォーム済みのところに「建具交換済み」なんて書いてあること、ありませんか?

実はこの「建具(たてぐ)」、お客様からもよく質問をいただくワードなんです。

「建具ってドアのことですか?」
「どこが交換されてるんですか?」

今回は、そんなちょっとわかりづらい「建具」について、不動産屋目線でわかりやすく解説してみます!


建具とは? ── ドアだけじゃない!家の中の“仕切り”いろいろ

「建具」とは、室内の仕切りになるドア・引き戸・ふすま・クローゼット扉・収納扉などのことを指します。

つまり、壁のように固定されたものではなく、「開け閉めできる室内のパーツ」と考えるとわかりやすいかもしれません。

  • リビングと廊下を隔てるドア
  • 押入れや収納のふすまや扉
  • クローゼットの折れ戸や引き戸

これらをまとめて「建具」と呼び、不動産のリフォーム記載では、それらの部材を交換・新調している場合に「建具交換」と記載されます。


建具交換のメリット ── 実は印象をガラッと変える!

「壁紙や床はリフォーム済み」と書かれている物件は多いですが、建具までしっかり交換されている物件は意外と少ないんです。

建具交換をすることで、次のようなメリットがあります:

  • 古い印象の室内が一気にスタイリッシュに
  • ドアの開け閉めがスムーズに(建付け不良の解消)
  • 色やデザインをそろえて統一感アップ
  • バリアフリー対応の引き戸などに変更できる

特に築年数が経っている物件では、建具のデザインや色が古臭く感じてしまうことも多いため、交換されていると全体の雰囲気がかなり現代的になります。

 


事例紹介:建具が変わるとこんなに違う!

例えばこちらの例をご覧ください:

【Before】 昭和感のある木目のドア、取っ手も昔ながらの丸いノブ。
【After】 ウッディーな建具に交換し、取っ手はスタイリッシュなレバータイプに。

たったこれだけの違いでも、室内全体がぐっと明るく、おしゃれな空間に変わります。


中古物件を見るときのチェックポイント

内装リフォーム済みと書かれていても、「建具は交換されているかどうか」までは記載がないこともあります。

内見のときには、以下のようなポイントもぜひチェックしてみてください:

  • ドアや引き戸の開け閉めがスムーズか
  • 建具の色味やデザインが統一されているか
  • 収納扉の蝶番や取っ手が新しいかどうか

意外と見落としがちですが、生活の中で毎日触れるところなので、快適さにも直結します。


まとめ:建具交換もリフォームの「質」を見るポイント

「建具交換済み」と書かれている物件は、内装にしっかり手を入れている証拠。

壁紙や床だけでなく、室内の細かいところまでリフォームされている物件は、やはり住んだ後の満足度が高いです。

物件探しの際は、ぜひ「建具」もチェック項目のひとつに加えてみてくださいね!

ご不明な点があれば、お気軽にRoom’s Bar濱口までご相談ください😊