突然の病気と住宅ローン――健康な今こそ備えてほしい理由

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健康と住宅ローンの話 ― LUNA SEA 真矢さんの報道に触れて

9月8日、LUNA SEAのドラマー・真矢さんが「脳卒中」で療養に入るというニュースが発表されました。

▼公式発表はこちら:
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20250908

真矢さんは以前にも大腸がんを公表されていて、それを乗り越えてなお、ライブ活動などで表舞台に立ち続けていた姿には、本当に勇気をもらっていました。

私自身も、同じ世代であり、過去に悪性リンパ腫という大病を経験しました。だからこそ、今回のニュースは他人事ではなく、胸に迫るものがあります。


病気は本当に突然襲ってくる

大病は、ある日突然やってきます。

自覚症状もないまま進行していたり、ある日ふと「検査で引っかかった」ことから生活が一変する。
私もそうでしたし、同じような経験をされた方も多いと思います。

そして、病気になると「当たり前だった日常」が根本から崩れます
仕事、収入、家族との関係、自分の将来への不安……。心身ともに負担は大きく、決して本人だけでなく、家族全体が大変になります。


不動産屋として見てきた「大病と住宅ローン」のリアル

不動産屋という仕事をしていると、病気によって住宅ローンが組めなくなる現実を、たくさん見てきました。

住宅ローンを組む際、ほとんどの方が加入する「団体信用生命保険(団信)」。
これは、万が一のときにローンがゼロになる制度ですが、健康状態によっては加入できなかったり、条件が厳しくなったりします。

病気をしたあとは、住宅ローンを組めない、または不利な条件になるというケースが多く、その結果「家を買う」という選択肢そのものが狭まってしまうことも。


若くて健康な今こそ「備え」を考えてほしい

私が一番伝えたいのは、「健康なうちにこそ、将来への備えをしてほしい」ということです。

特に住宅購入を検討している方には、

  • 無理のない借入額で住宅ローンを組む
  • 三大疾病特約やがん保障付きの団信を検討する
  • 健康な状態でローン審査に通す

こうしたことを、ぜひ意識してほしいと思います。

住宅ローンの残債が何千万円と残っている状態で病気になったら、それだけで大きなストレスです。
だからこそ、「健康な今こそ」が本当に大事なんです。


最後に

健康とお金。どちらか一方ではなく、どちらも人生においてとても大切です。

家を買うというのは、人生の中でも大きな選択。
それだけに、「健康」という要素も含めてライフプランを考えてもらえたら、と思います。

真矢さんの一日も早い回復を心より願うとともに、
私自身も、無理せず丁寧に、今を大事に生きていきたいと改めて感じました。

家探し、住宅ローン、保険のことなど、気になることがあればRoom’s Barまでご相談くださいね。

――八王子の不動産屋 Room’s Bar 濱口