周辺環境が売却査定に及ぼす影響

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街が一年で最も華やかになる12月

 

今月のコラムは『周辺環境が売却査定に及ぼす影響』です。

不動産の売却は所有物件の状況(築年月や建物の使用状況、土地の地形など)により

大きく変動しますが『周辺環境』によっても大きな影響を受ける事があります。

どんな周辺環境が影響を受けやすいのか、ここで考察してみましょう。

 

ポイント1.『プラスになりやすい周辺環境とは?』

まず、周辺環境でプラス査定されやすいものとしては

・コンビニ、ドラッグストア、スーパーが徒歩5分以内くらい

・保育園、幼稚園、小学校、中学校まで徒歩10分以内くらいでスクールゾーンがガードレールのある歩道

・最寄り駅まで徒歩15分以内くらいで経路がなるべく平坦

・接道道路の向かい側が開けている(平屋だったりするとよりプラス)

・洪水、土砂災害警戒エリア外および隣接していない

・接道道路と接道間口が広い(幅員5m以上の公道に8m以上説道してるとプラス値髙い)

・バス便のエリアなら最寄りバス停まで徒歩5分以内

ざっと見ても、このあたりがプラス査定になりやすいですね。

 

ポイント2.『マイナスになりやすい周辺環境とは?』

逆にマイナス査定になりやすいものとしては

・ガソリンスタンドが近い、匂いや煙の出る飲食店が近い(臭気や夜間まで音が出そうな施設)

・線路、踏切が近い、交通量の多い大通り沿い(音、振動の部分の懸念)

・保育園、幼稚園、小学校、中学校が隣接(音の問題で、購入を見送る方もいます)

・小学校が徒歩20分以上(特に低学年のお子様の通学に不安を感じる方が多いです)

・ゴミ屋敷、放置空き家が近くにある(最近特に気にされる方が多いです)

・洪水、土砂災害警戒エリア内や隣接(洪水は浸水想定の高さにより、土砂災害は隣接も結構厳しい)

・隣地がアパートで玄関や窓が敷地に向いている(ゴミ置場や集合ポストが荒れてたりすると更に厳しい)

・プロパンガスのみ(都市ガス物件にこだわるお客さんが多いため)

まずはこんなところがマイナス査定になりやすいかなと思います。

 

ポイント3.『査定が難しくなってしまう周辺環境は?』

そもそもの査定が難しくなってしまう周辺環境もあります。

・洪水ハザードマップで浸水想定エリア3m以上、土砂災害警戒区域内(買取業者によっては不可)

・ごみ焼却場や音・匂いがする工場・家畜施設、ラブホテルや夜の接待がある店舗の近く

・竹林や大きな林森が隣接(虫や夜の暗さなどの影響)

・高圧線、鉄塔が近い(高圧線下は特に難しいです)

 

まとめ

所有の不動産がプラス査定の多い物件でも周辺環境の影響で査定額が低くなったり

買取不可になってしまったりする物件は結構あります。

それは一般のお客様に販売した時でも一緒で、販売の長期化を招いたり

思っていたより安い成約となってしまう場合も多いです。

一括査定サイトなどでは、このようなプラス・マイナスのある周辺環境は

査定されていない場合が多いので高額査定結果が出た場合でも

『自分が買う側だったら、この金額でこの物件を買うだろうか?』

一度、冷静にご自身の物件のことだけでなく周辺環境も思い返してみてください。

八王子の物件でしたら、地場の周辺環境もよく把握している私まで

ぜひ、一度ご相談ください。

 

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