おはようございます、Room’sBar八王子の濱口です。
弊社で使用しているダイソンのコードレス掃除機。物件の内見前や日々のオフィス清掃で大活躍してくれているのですが、ちょっと前からクリーナーヘッドのブラシが回転しにくくなってしまいました。
不動産業では、お客様をお迎えする店舗の清潔さはもちろん、物件の清掃管理も重要な業務。掃除機は必要不可欠なアイテムです。修理に出すと時間もコストもかかる…そこで自分でメンテナンスに挑戦してみることにしました。
結論から言うと、分解清掃で復活しました!
今回はその手順を写真付きで詳しくご紹介します。同じ症状でお困りの方の参考になれば幸いです。
クリーナーヘッドが回転しなくなる原因
ダイソン掃除機のブラシが回らなくなる主な原因は以下の通りです:
- 髪の毛の絡まり: ブラシローラーに髪の毛が大量に絡みついている
- ゴミの詰まり: 細かいゴミやホコリがブラシの可動部に詰まっている
- ベルトの問題: 駆動ベルトが外れているか劣化している
不動産店舗では、毎日多くのお客様が来店され、また空室物件の清掃時には建築ゴミや細かい砂埃なども吸い込むため、ブラシローラーへの負担が大きくなりやすい環境です。
必要な道具
分解清掃に必要なものは最小限です:
- コイン(10円玉や100円玉など):固定部分を外すため
- ハサミまたはピンセット:絡まった髪の毛を除去するため
- 洗面器や容器:パーツを水洗いする場合
- 乾いた布:水気を拭き取るため
特別な工具は不要で、オフィスにあるもので十分対応できます。
分解・清掃の手順
ステップ1:作業前の状態確認

まずは問題のダイソン掃除機全体の状態を確認。一見すると外観は問題なさそうに見えますが、クリーナーヘッドが全く回転しない状態でした。
ステップ2:ヘッド部分の汚れチェック

クリーナーヘッドをよく見ると、すでに表面にもゴミや汚れが見えています。オフィスや物件の清掃で毎日使っていると、これだけ汚れが蓄積するんですね。
ステップ3:ブラシローラーの状態

ブラシローラー部分を確認すると、かなりの汚れが付着していることがわかります。この状態では回転するはずがありません。
ステップ4:分解開始

コインを使って固定部分を回して外していきます。ダイソンは工具不要で分解できるように設計されているので、とても簡単です。赤い固定ボタンを押しながら、コインでロック部分を回すだけ。
ポイント: 無理に力を入れず、ゆっくり回せばスムーズに外れます。
ステップ5:分解

ブラシローラーとカバーを分離しました。予想通り、ブラシローラーには大量の髪の毛とゴミが絡みついています!
不動産店舗では毎日多くのお客様が来店されますし、空室物件の清掃時にも使用するため、これだけの汚れが蓄積していたんですね。これでは回転しないのも当然です。
絡まった髪の毛やゴミはハサミで切りながら、ピンセットで丁寧に取り除いていきます。
ステップ6:水洗いで清潔に
髪の毛やゴミを取り除いたら、パーツを水洗いします。洗面台でしっかりと汚れを洗い流しましょう。
注意点:
- モーター部分や電気接続部は水洗い厳禁です
- ブラシローラーのみを水洗いします
- 洗った後は完全に乾燥させてから組み立てます(24時間程度)
ステップ7:清掃完了
水洗いして乾燥させたパーツがこちら。別物のようにきれいになりました!青と赤のカラーも鮮やかに蘇っています。

ステップ8:組み立て完成

すべてのパーツを元通りに組み立てます。分解した時と逆の手順で、カチッと音がするまでしっかりはめ込みます。
結果と感想
清掃にかかった時間: 約20分(乾燥時間を除く)
費用: 0円
結果: ブラシが復活し、スムーズに回転するようになりました!
実際に試してみると思ったよりも簡単で、自分でメンテナンスすることで無料で直すことができました。
Room’s Bar八王子のような不動産店舗では、掃除機は店舗清掃はもちろん、物件管理や内見前の清掃にも欠かせない重要なツール。この掃除機が使えないと業務に支障が出てしまうので、自分で素早く対応できたのは本当に助かりました。
こんな症状なら自分で直せます
- ブラシが全く回転しない
- 回転が遅い、止まったり動いたりする
- 異音がする
- 吸引力が落ちている(ブラシが原因の場合)
これらの症状は、ほとんどが髪の毛やゴミの絡まりが原因です。分解清掃で改善する可能性が高いので、まずは自分でメンテナンスしてみることをおすすめします。
定期メンテナンスのすすめ
今回の経験から、定期的なメンテナンスの重要性を痛感しました。
メンテナンス頻度の目安
- 一般家庭: 3〜6ヶ月に1回
- 髪の毛が多い家庭: 1〜2ヶ月に1回
- ペットを飼っている: 1ヶ月に1回
- 店舗・事務所など業務使用: 1〜2ヶ月に1回
- 物件清掃など頻繁に使用: 1ヶ月に1回
弊社では店舗と物件清掃の両方で使用するため、常にきれいな状態を保つことが大切ですね。
まとめ
ダイソン掃除機のクリーナーヘッドが回転しなくなった時は、慌てて修理に出す前に、まず自分で分解清掃を試してみてください。
この記事のポイント:
- ✅ 工具不要、コイン1枚で分解できる
- ✅ 作業時間は約20分
- ✅ 費用は0円
- ✅ 定期メンテナンスで長持ちする
- ✅ 店舗・物件管理でも大活躍
Room’s Bar八王子でも、この掃除機にはまだまだ活躍してもらいます!お客様に気持ちよくご来店いただけるよう、そして物件を最高の状態でご案内できるよう、これからも清潔な環境づくりに努めてまいります。
同じようなトラブルでお困りの方の参考になれば幸いです。
注意事項:
- メーカー保証期間内の場合は、分解すると保証が無効になる可能性があります
- 分解に不安がある場合は無理せず、メーカーサポートや専門業者に相談してください
- 電気部品には触れないよう注意してください






