閉店間際の緊急事態!室内から開かなくなった鍵トラブルへの夜間対応事例
閉店ギリギリに入った緊急連絡
先日、閉店間際のタイミングで管理アパートの入居者様から緊急の連絡が入りました。
「室内から鍵が開けられなくなった」
このような連絡は、入居者様が室内に閉じ込められてしまう可能性もある、非常に緊急性の高いトラブルです。すぐに現場へ向かうことを決断しました。
現場で確認した異常な症状
現場に到着し、状況を確認してみると、外からも中からも鍵は回るものの、ドアが全く開かない状態になっていました。
通常の鍵トラブルとは明らかに異なる症状です。鍵穴の問題ではなく、ドア内部に何らかの故障が発生していることが予想されました。
このままでは入居者様が外出もできず、大変な事態になってしまいます。即座に解決しなければならない状況でした。
迅速な判断と連絡体制
緊急性が高いと判断し、すぐに以下の対応を開始しました。
オーナー様への連絡
まずオーナー様に状況を詳しく説明し、夜間緊急対応が必要なこと、それに伴う費用負担についてご説明しました。幸いにもすぐにご連絡がつき、迅速にご承諾をいただくことができました。
鍵業者への緊急連絡
弊社が提携している鍵交換業者さんにも連絡を取り、夜間緊急対応をお願いしました。こちらも運良く連絡がつき、すぐに駆けつけていただけることになりました。
閉店ギリギリのタイミングで弊社と連絡がついたこと、鍵業者さんが緊急対応してくれたこと、オーナー様にも迅速に連絡が取れたこと——この3つの連絡が全てスムーズにつながったことが、今回の迅速な解決につながりました。
故障の原因と解決
駆けつけていただいた鍵業者さんが調査した結果、原因が判明しました。
故障の原因:経年劣化による閂部分の故障
ドア内部の鍵をかける閂(かんぬき)部分が経年劣化により故障し、鍵が閉まったまま動かなくなっていたのです。
鍵を解錠し、全部品を交換することで無事に修理が完了しました。
入居者様からの感謝の言葉
夜間にもかかわらず迅速に対応できたことで、入居者様から大変感謝していただきました。
さらに嬉しかったのは、翌朝にもわざわざお礼の電話をいただけたことです。「昨晩は本当にありがとうございました。すぐに対応していただけて助かりました」というお言葉をいただき、管理会社として対応して本当に良かったと実感しました。
管理会社として求められる対応力
今回のケースは、通り一遍の管理では対応できない事例でした。求められたのは以下のような能力です。
- 迅速な現場確認 — 閉店間際でもすぐに現場へ駆けつける判断
- 緊急性の的確な判断 — 通常対応か緊急対応かの見極め
- オーナー・業者との連携体制 — 夜間でも連絡が取れる関係構築
- 費用と対応の説明力 — 緊急時でも冷静な状況説明と承諾取得
経年劣化によるトラブルは予測が困難ですが、いざという時の迅速な対応で被害を最小化することができます。
日頃から業者さんとの信頼関係を築き、緊急時に対応していただけるネットワークを持っておくことの重要性を、改めて実感した事例となりました。
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