【不動産コラム】「管理会社」と「仲介会社」って何が違うの?不動産会社の役割をわかりやすく解説!
不動産サイトを見ていて
「この物件は○○不動産って書いてあるけど、問い合わせ先は△△不動産…?」
と疑問に思ったことはありませんか?
実は、不動産には「仲介会社」と「管理会社」という2種類の不動産会社が関わっていることが多いんです。
今回はその違いを、初心者の方にもわかりやすく解説します!
■ 仲介会社とは?
仲介会社は、「物件を借りたい人・買いたい人」と「物件を貸したい人・売りたい人」の間を取り持つ役割を担っています。
主な業務は以下の通り:
- 物件情報の掲載(スーモ・ホームズなど)
- 内見の案内
- 契約書の作成・締結のサポート
- 賃貸・売買の仲介
つまり、私たちが普段「不動産屋さん」と呼んでいるのは、ほとんどが仲介会社です。
賃貸契約時に支払う「仲介手数料」は、この仲介会社に支払う報酬です。
■ 管理会社とは?
一方、管理会社は「物件の維持・管理」を担当する会社です。
主にオーナー(貸主)と契約して、物件を代わりに管理しています。
具体的な業務は:
- 家賃の集金・督促
- 入居者からの問い合わせ・トラブル対応(例:水漏れ、設備の故障)
- 退去時の立ち合いや原状回復の手配
- 建物の定期点検・清掃・修繕の手配
入居後、「トイレが詰まった!」「郵便ポストが壊れてる」などで連絡をするのは、管理会社です。
■ ざっくり言うとこう違う!
役割 | 仲介会社 | 管理会社 |
---|---|---|
目的 | 借主を探す(契約まで) | 入居後の管理・対応 |
主なお客様 | 借りたい人・買いたい人 | オーナー(貸主)と入居者 |
関わるタイミング | 内見・契約時 | 入居中~退去後 |
■ 例えるなら…
飲食店にたとえると:
- 仲介会社=広告代理店(お客さんをお店に呼ぶ人)
- 管理会社=店長・スタッフ(お店を運営する人)
つまり、仲介会社は「入居までの案内人」、
管理会社は「入居後のサポート係」と考えると分かりやすいですね。
■ こんなケースもある
- 同じ会社が仲介も管理もしている
→ ワンストップで対応できるため、連携がスムーズな場合も。 - 仲介会社に相談しても解決しないケースがある
→ 入居後のトラブル(設備故障など)は、仲介会社では対応できず、管理会社に連絡する必要があります。
■ まとめ
仲介会社=借主と貸主の契約をつなぐ会社(契約前のサポート)
管理会社=契約後の入居者・物件をサポートする会社
この違いを知っておくだけで、トラブル時の対応や相談先を間違えずにすみます。
初めての引っ越しでも、安心して対応できますね!
もし、「管理も仲介もワンストップで任せたい」「安心して任せられる不動産会社を探している」という方は、ぜひ当社までご相談ください!