バイク駐輪できる物件、実はかなり少ないんです。不動産屋が語る現実と対策
公開日:2025年9月11日|カテゴリ:物件探しのコツ
バイクをお持ちの方は、まず最初にお伝えください!
私たち不動産会社にご相談いただく際、バイクをお持ちの方は、物件探しの最初の段階で「バイク駐輪の希望がある」ことを必ず伝えてください。
後から「実はバイクがあって…」と打ち明けられることがよくありますが、その時点では候補の大半がNG物件だった、というケースも少なくありません。
特に原付き以上のバイクになると、駐輪可能な物件はかなり限られています。原付きだから大丈夫、と思っている方も注意が必要です。
実はレア!バイク駐輪可能な物件
一般的に「駐輪場あり」と書かれていても、それは自転車専用であることが大多数です。
バイクが駐輪できるかどうかは、事前に明確な確認が必要です。特に都市部では、スペースや騒音の問題、管理規約によって断られるケースも多いのが実情です。
【実例】賃貸から新築戸建てへ。愛車を守るための決断
実際にあったお客様の例をご紹介します。
大型バイクを所有されていた方が、「バイク駐輪可」の賃貸物件を半年以上探されていましたが、なかなか見つからず…。
最終的には「愛車を安心して置ける場所が欲しい」という思いから、新築戸建ての購入を決断され、仲介させていただきました。
バイクを最優先に考えるなら、戸建てという選択肢も十分に検討の価値があります。
マンション購入時の注意点:管理規約に要注意!
バイク駐輪可のマンションを購入する場合も、油断はできません。以下のポイントは必ずチェックしましょう。
- 排気量や車体サイズに制限がある場合がある
- 区画の幅・長さが狭く、大型は入らないケースも
- 月額の駐輪料金が発生する(相場:数百円~3,000円程度)
- そもそも空きがない、ということも
「駐輪可」とあっても、契約前に現地確認・管理規約の確認は必須です。
賃貸でバイク駐輪を希望する場合の注意点
賃貸物件の場合、以下の点を事前にチェックしてください。
- 契約書または重要事項説明書に「バイク駐輪可」と明記されているか
- 屋根の有無、防犯カメラの有無など設備の確認
- 口頭での確認だけでなく、管理会社・大家の正式な許可があるか
トラブル回避のためにも、バイク駐輪については書面での確認が大切です。
まとめ:バイク駐輪は「物件探しの最優先項目」です
バイクは単なる移動手段ではなく、生活の一部であり、こだわりや愛着のある大切な存在という方も多いです。
だからこそ、物件探しの際は「バイク駐輪希望」があることを最初にお知らせいただけると、不動産屋としても非常に助かります。
条件に合った物件は少ないかもしれませんが、早めに情報を共有していただければ、最適なご提案が可能になります。
バイクも安心して置ける住まいを、一緒に探していきましょう!