2025年問題と八王子の実家|空き家になる前に考える売却と活用法

公開日:

カテゴリー: Room's Barは八王子駅南口にあります。売買担当ハマグチのブログ | 不動産売却のご相談のこと | 信頼される不動産屋さんを目指して  タグ:  | | | | | | | | |

🏠「2025年問題」に備える実家の売却・活用法 ~八王子・バス便エリアを中心に~

 

2025年、「実家をどうするか」を考えるタイミングがやってきます

「親が高齢になってきた」
「空き家になりそうな実家がある」

このようなご相談が、弊社でも増えています。
とくに2025年は、団塊の世代(1947〜49年生まれ)が一斉に80歳前後になる年

介護施設への入所や相続のタイミングが一気に訪れ、全国的に“実家の処分問題”が現実味を帯びてくる年です。

八王子市内では特に、駅からバス便の地域(例:片倉町・上壱分方町・恩方町・鑓水など)でこの問題が顕在化しています。

 

八王子のバス便エリアは、相続・空き家の予備軍

これらのエリアに共通するのは、以下のような点です:

  • 昭和50~60年代に分譲された住宅街が多く、築30年超の建物が中心
  • 高齢の方が単独で居住しているケースが多い
  • 坂道やバス便の立地など、若年層には不人気になりがちな環境

こうした地域では今後、相続発生後に空き家化→売却・管理問題へと進むケースが急増することが予想されます。

「売る・残す・貸す」の判断基準とは?

相続が発生した後、実家をどうするか。
判断に迷う方は少なくありません。

✔ 売却を選ぶケース

  • 自分たちが住む予定がない
  • 維持・管理が難しい
  • 相続人間で平等に分けたい(現金化が必要)

✔ 保有・活用するケース

  • リフォームして子世代が住む予定がある
  • 将来的に賃貸での活用を検討している
  • 思い入れが強く、手放したくない

重要なのは、「今すぐ売るかどうか」ではなく、「判断できる状態にしておくこと」です。

 

相続登記の義務化と「売れない家」の増加リスク

2024年から、相続登記が義務化されました。
名義変更をしないままだと、売却や空き家バンクへの登録、補助金の申請などができません。

放置された実家は、

  • 老朽化による安全性の問題
  • 雑草や景観悪化で近隣トラブル
  • 固定資産税だけがかかり続ける

という悪循環に陥りやすくなります。

八王子市の支援制度も要チェック

八王子市では、空き家や古家に対して以下のような支援制度があります:

  • 空き家バンクの登録制度
  • 解体・除却の補助金(条件あり)
  • 空き家利活用の相談窓口

こうした公的サポートをうまく活用することで、売却や利活用のハードルを下げることができます。

▶ 八王子市公式 空き家支援制度ページはこちら

 

 まとめ:準備は“親が元気なうち”に始めるのが理想です

相続・空き家・売却——
どれも決断が必要なテーマですが、焦って決める必要はありません。

しかし、いざという時に備えて、

  • 名義や権利関係の整理
  • 市場価格の把握
  • 活用・売却の方向性の確認

といった準備は、「親が元気なうち」にしておくのがベストです。

 

💬 無料相談・簡易査定、いつでも承ります

Room’s Barは、八王子市内で長年、地元密着で不動産売買をサポートしてきました。
とくに「実家の売却」や「空き家の活用」など、相続絡みのお悩みは増えています。

  • とりあえず話を聞いてみたい
  • 売れるかどうかだけ知りたい
  • 将来的に備えて今の状況を整理したい

そんなご相談もよろこんで承ります。
お気軽にご連絡ください。