戸建ての内見、室内だけで満足していませんか?
後悔しないための“外まわり”と“周辺環境”チェックポイント
戸建ての内見では、つい室内のきれいさや設備ばかりに目が行きがちですが、本当に見るべきポイントはそれだけではありません。
特に一戸建ては、建物の外まわりや敷地の状態、そして周辺環境が資産価値や住み心地に大きく影響します。
この記事では、新築戸建て・中古戸建てそれぞれのチェックポイントをわかりやすく解説し、失敗しない内見のコツをお伝えします。
チェックポイント①:建物外観と敷地まわり
🏡 新築戸建ての場合
- 外壁の仕上がり(塗装ムラ、サイディングのズレなど)
- 雨樋の固定状態や歪み
- 敷地境界が明確か(境界標・ブロック塀の位置)
- 排水マスの位置、水はけのよさ
- 駐車スペースの幅・勾配・出入りのしやすさ
- 擁壁や造成地の安全性
✔ ポイント解説:
新築だからといって完璧とは限りません。特に建売の場合、工期が短く仕上がりが雑になっているケースもあります。
また、擁壁や高低差のある造成地では、排水や地盤のチェックも重要です。
🏠 中古戸建ての場合
- 外壁や屋根の劣化(ヒビ、色あせ、コケなど)
- 基礎のひび割れ
- 庭木や雑草の管理状況
- 境界が曖昧になっていないか
- 水たまりの跡やぬかるみなど水はけの悪さ
✔ ポイント解説:
中古の場合、外観や敷地の状態から、前の住人の「家の扱い方」が見えてきます。
また、今後のメンテナンス費用にも関わるため、劣化の程度は冷静にチェックしましょう。
チェックポイント②:隣地・近隣住環境の“リスク”
- 長年放置されているような空き家が隣接していないか
- 隣家の庭木が越境してきていないか(将来的なトラブル)
- ゴミ屋敷・異臭・屋外にモノがあふれている家がないか
- 境界線を越えて隣家が使用している箇所がないか
- 私道の共有・持ち分・通行トラブルの有無
✔ ポイント解説:
どれだけ建物自体が魅力的でも、隣家の状態や管理状況次第で住み心地は大きく変わります。
「越境」や「管理されていない空き家」は、資産価値にも悪影響を与えるリスクがあります。
チェックポイント③:周辺環境(生活利便性+安全性)
- 駅やバス停までの距離と実際の道のり(夜道の明るさも)
- 交通量の多さ、騒音、近隣施設の影響
- スーパーやコンビニ、病院、公園など生活施設の有無
- 学校までの距離、通学路の安全性(子育て世帯向け)
- ハザードマップ(浸水・土砂災害・液状化など)の確認
✔ ポイント解説:
平日と休日、昼と夜で雰囲気が変わるエリアもあります。
現地を訪れるタイミングを変えてみると、「見えなかった欠点」に気付けるかもしれません。
失敗しない内見のコツ
- 内見は時間帯を変えて最低2回以上行う
- 現地に行くついでに周囲を徒歩で5分ほど散策する
- 境界は目視+登記情報・測量図で必ず確認
- 隣家や周辺の雰囲気を“静かに観察”する
- 可能なら雨の日にも現地を見る(排水・ぬかるみチェック)
まとめ:戸建ては「建物+敷地+周辺」がセット
戸建て購入では、室内の間取りや設備だけでなく、建物の外まわり・敷地状況・近隣環境までを含めて冷静に判断することが大切です。
購入後に後悔しないためにも、見落としやすいポイントにこそ時間をかけて確認しましょう。
ご内見はぜひ、Room’s Barの濱口と一緒に!
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