年配の方に人気上昇中?1ルームマンション居住のリアル
最近、年配の方が1ルームマンションに住むケースがじわじわと増えています。
「単身だから広さは必要ない」「家族と別々に暮らす方が気楽」「管理が楽な場所がいい」といった声を受け、シンプルで機能的な1ルーム物件を選ぶ高齢者の方が増えているのです。
とくに八王子エリアは1ルームマンションの供給も多く、選択肢が豊富。実は、若者だけの選択肢ではないんです。
今回は、不動産屋の視点から年配の方が1ルームマンションに住むメリット・デメリット、そして注意点をまとめました。
■ メリット
1. ランニングコストが安い
家賃や光熱費、管理費などが抑えられるため、年金生活でも無理なく暮らせる物件が見つかります。
2. 管理・掃除が楽
ワンフロアで完結するので、日々の掃除や維持が非常にシンプル。体力面に不安がある方にも安心です。
3. セキュリティがしっかりしている物件が多い
最近の1ルーム物件はオートロックや防犯カメラ完備のものも多く、女性や高齢者でも安心です。
4. 駅近やスーパー近くの立地も選びやすい
徒歩圏内に生活施設が整っている物件が多く、車なしでも生活が完結できます。
■ デメリット
1. 収納スペースが少ない
昔からの生活スタイルで荷物が多い方には手狭に感じる場合もあります。思い切った整理が必要になることも。
2. バリアフリー対応ではない物件も
築年数が経っているものには段差が多い、浴室が狭いなどの課題が残ることがあります。
3. 孤独を感じやすい環境も
完全に独居となると、周囲とのつながりが希薄になるリスクも。定期的な見守りや、コミュニティのある物件を選ぶ工夫が必要です。
4. 賃貸だと高齢者は契約しにくいケースも
年齢を理由に、賃貸の入居審査が通りにくいという現実があります。
「孤独死リスク」を懸念して、高齢者の入居に消極的なオーナーも一定数存在しています。
その点、購入であればそういったハードルはクリアできるのが強みです。
■ 注意点:住宅ローンが利用できないケースも
1ルームマンションを自己居住用に購入する場合でも、専有面積が30㎡未満などの場合は住宅ローンが利用できないことがあります。
そのため、このような物件は現金決済が前提となるケースがほとんどです。
また、年齢によるローン審査の制限があるため、高齢の方は融資条件を満たさないこともあります。
資金計画をしっかり立てた上での購入が重要です。詳細はお気軽にご相談ください。
■ 弊社ではホームページ未掲載の1ルーム物件もご紹介可能です!
実は、弊社ではホームページに掲載していない非公開の1ルーム物件も多数取り扱っております。
「年配の一人暮らしに向いている物件ってあるの?」「駅から近くて階段が少ない部屋がいい」など、
お客様の状況に合わせたお部屋探し、ぜひご相談ください!