共感しかない。父親・男性像としての和平に涙した『続・続・最後から二番目の恋』

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いよいよ今夜、『続・続・最後から二番目の恋』が最終回を迎えます。
ずっと楽しみにしてきたのに、「これで最後なんだ」と思うと、寂しさの方が勝ってしまって…。
今の気持ちを、放送前にどうしても書き残しておきたくなりました。

 

毎週月曜の夜に、鎌倉の空気と、あの人たちの会話に触れる時間は癒やしでした。
何も大きな事件が起きるわけじゃないのに、心の奥にずっと残る言葉があって、それを頼りに、自分の毎日もちょっとだけ前向きになれていました。

 

中でも中井貴一さん演じる長倉和平さん。
最初は“ちょっと面倒くさくて、昔気質な人”くらいに見ていたのに、回を追うごとにその不器用な優しさに、どんどん心が惹かれていきました。
彼のまっすぐで、少し臆病な愛し方に、どうしても感情移入してしまうんです。こんな男になりたいですよね。

 

自分にも娘がいるから、和平さんの“父親としての顔”にも強く共感しました。
娘が大人になっていく姿を見るのは本当にうれしい。でも、やっぱり少し寂しい。
彼女の世界が広がっていくことを喜びながらも、もう自分が“絶対的な存在”ではなくなることに、
ふと切なさを感じる――そんな感覚、和平さんの表情を見ていて何度も思い知らされました。

 

そしてもうひとつ、大好きだったのが、
森口博子さんや渡辺真起子さんたちとの“大人女子会”のシーン。
恋や人生の話を赤裸々にしながらも、どこか軽やかで、でも妙にリアルで。
みんな辛いこともあるけど、必死に頑張っているんだなって妙に共感できました。

そんな“何気ないけど大切なもの”がたくさん詰まったこのドラマが、今夜、どんな結末を迎えるのか?
寂しい気持ちはあるけれど、きっと最後まで、あの人たちらしく“等身大の幸せ”を描いてくれるんじゃないかなと思っています。

 

和平さん、千明さん、そしてみんな。
どうか今夜、最後まで笑っていてくれますように。
もう少しで和平さんと同じ年代に追いつくので、その時に和平さんのような素敵な男になれるように私も努力していきたいです。